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SH7125を使う

 国産マイコンSHの使い方まとめ。
 tinyといわれるちょっと規模が小さいシリーズの、SH7125を使います。
秋月電子より
 まずは入手先。
 秋月販売ページ

 汎用的な実験ができるよう、実験ボードを作成しました。 coming soon
 
プログラムの開発 - HEWの使い方
 プログラムの開発には、統合開発環境 High-Performance Embedded Workshop (HEW:ヒュー) を用います。
 以下のページのSuperH ファミリ用 C/C++コンパイラパッケージに含まれるのでダウンロードします。パソコンのメールアドレスが必要です。
 ルネサス 評価版ソフトウェアダウンロード
 メッセージに従い、インストールしてください。

プロジェクトの作成
 HEWを起動するとようこそダイアログが出るので、新規プロジェクトワークスペースの作成にチェックを入れてOKを押します。

 プロジェクト名を設定します。ここではtestとしています。

 CPUシリーズSH-2CPUタイプSH7125に設定します。

 あとは次へ完了OKを押していき、プロジェクトが出来上がります。
これでC言語でSH7125のプログラムを開発する環境が出来上がりました。


まずは手直し
 intprg.cを開き、21行目の
#define SR_Init    0x000000F0
#define SR_Init    0x00000000
に書き換えます。↓赤枠部

 これは、割り込みマスクレベルをゼロに設定することで、割り込みレベルが1以上のものであれば割り込みを許可するようにする作業です。

プログラムはここに書く!
 プログラムを書くファイルは プロジェクト名.cです。ここではtest.cですね。
 開くとこんな感じ。

 ぶっちゃけよくわからないので、全部消して、
void main(void){


}
だけにしちゃいましょう。

ビルド (=コンパイル+リンク)
 上部メニューのビルドビルドでコンパイルとリンクが出来ます。F7押すだけでもok。
 一番初めはちょっと時間がかかります。
 また、プロジェクトを作ったままの状態でビルドすると以下のようなworningメッセージが出ます。
L1100 (W) Cannot find "C" specified in option "start"

 これは、「const変数用の領域を確保する設定なのにconst変数を使ってないよ」ってことなので気にしなくても大丈夫です。
 このままでも問題ありませんが、プログラム中に
const a = 1;
などといった適当なconstなグローバル変数を宣言しておくことでworningが出なくなります。
 もしくは、const変数用の領域を確保しないようにする設定にもできますが、面倒なので割愛。

 とりあえずは、
Build Finished
が出てればビルド完了です。
 これで何もしないプログラムが出来ました。
 マイコンに書き込むべきファイルは、プロジェクトフォルダ/Debug/プロジェクト名.motです。


簡単なプログラムを作ろう - LEDチカチカ

...Coming soon
・iodefine.hの見方(データシートとの対応)

プログラムの書き込み - FDTの使い方
 SHにプログラムを書き込むにはFlash Development Toolkit (FDT) を使います。
 以下のページからSuperH RISC Engine, RX, H8SX, H8S, H8, M16C, R8C, 740ファミリ 用 フラッシュ 開発 ツールキット(Flash Development Toolkit)をダウンロードします
ルネサス 評価版ソフトウェアダウンロード

...coming soon